ルテインの摂取方法によっては危険も?副作用について

ルテインの摂取方法によっては危険も?副作用について

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ルテインは、いろいろな食品に含まれている天然由来の色素成分です。

 

ですので、基本的に危険性はないのですが、摂取方法を間違えると危険なこともあります。

 

ここではルテインの摂取方法によって起こる危険性、副作用についてご紹介していきます。


ルテインを一般の食品から採るのはかなり大変

ルテインの摂取方法は、大きく分けると天然の食品から摂る方法と、サプリメントから摂る方法の2種類になります。

 

最近は、ルテインのサプリメントをよく見かけるようになりましたが、食品から摂取できるので、まずはルテインを多く含有する食品から摂ろうという方も多いでしょう。

 

ルテインはほうれん草やパセリ、ケールなど緑黄色野菜に多く含まれています。

 

また、芽キャベツやブロッコリーなどにも微量ですが含まれています。

 

ですのでこういった食品をたくさん食べるようにすれば、1日の摂取量はある程度カバーできるかもしれません。

 

ただし、多く含有するほうれん草でさえも、100g中5mgしか含まれていないので、最低限の必要摂取量となる10mgを摂るのはかなり大変です。

食事の偏りには注意してバランスの良い食事を

ほうれん草だけを食べる訳にはいきませんし、他の野菜だとさらに含有量が少ないため、十分に摂取するには食事のほとんどを緑黄色野菜にする必要があります。

 

野菜は体に良いものですから、たくさん食べるのは良いことです。

 

といっても限度がありますし、毎食毎日緑黄色野菜中心の食生活だと、栄養が偏ってしまいます。

 

どんなに健康に効果の高い栄養素であっても、そればかり摂取するのは良いことではありません。

 

つまりルテインを摂取するために緑黄色野菜ばかりを食べてしまうと、栄養のバランスが悪くなり、体調などに異変が起こる危険があるので注意しましょう。

生活スタイルの変化に応じた食事の採り方を

野菜などから摂取するルテインには、基本的に副作用の報告はありません。

 

それでも、栄養の偏りのせいで何らかのトラブルや疾患が起こるリスクがあるのは事実です。

 

ですので食品から摂取する場合は、栄養のバランスをしっかり考えながら食べるようにしましょう。

 

生活形態の変化によって、体に必要な成分の摂取方法も変わってきていますので、まさしくルテインはその中の1種類と言えるでしょう。

 

一般的な食事ではルテインを意識するのではなく、バランスを意識し、ルテインはサプリメント活用という、新たな生活スタイルへ変化していくのではないでしょうか。

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